あけましておめでとうございます。スタッフニャンコのマオです。😺
前回お知らせした通り、今、うちの病院は、年に2回の血液検査キャンペーン中(1月31日まで)でーす♪😸
でね、僕も検査を受けたので、今回は、僕の個人(猫)情報を公開しちゃいます♪😽
僕は13歳で立派なシニアニャンコだからさ、オプションは猫のシニアセット(T4、SAA、GA)でもいいんだけどね。
血糖値に問題がないのはわかってるからさ、あえてセットにしないで別々にオプション検査を加えてもらいました。😸
先生に、どんなところが心配なのか、お話をすればオプションの検査をお勧めしてもらえるよ。😽
今回僕は一般的な、血球計算と血液生化学検査、電解質検査にオプション検査として、T4とSDMAとSAAを追加しました。😺
T4は甲状腺機能亢進症、SDMAは早期の腎臓の機能障害、SAAはCRP(犬)とおんなじで炎症マーカーの検査だよ。😺
T4は甲状腺以外の他の病気があると、たとえ甲状腺機能亢進症だったとしても低い値になったりすることがあるからさ、注意が必要なんだよ。
セットでなくてもオプション検査は、普通に検査を受けるよりもとってもお得なんだよ。😽
でね、肝心の僕の結果はと言うと、、毎回結構いろんな項目が引っかかってるね。😹
検査結果は、こんな風な用紙で送られてくるんだよ。😺
僕は何度も受けてるからさ、前の検査結果も一緒に印刷されてるでしょ?
この検査センターでは1年に1回のペースだけど、実際には僕は病院の検査機械でも検査を受けてるんだよ。😆
病院の検査なら、15分で結果がわかるからね。急ぐときにはこっちだね。😸
僕の場合、病院の検査でも共通しているのは、ALT(GPT)とクレアチニン、尿素窒素(BUN)がいつも正常値ギリギリか少し高めだってこと。😽
でもレントゲンとか超音波の検査は異常がないし、SDMAはいつも正常だからさ、今は問題ないかなってことになるわけ。😺
今回気になるのは、中性脂肪が高かったことだね。😺
ちゅーる😻の美味しさを知ってから、また体重が7㎏に戻っちゃったし。🙀
僕の理想体重は6㎏くらいだからさ、ギリギリ許されるのは6.9㎏!😆
ダイエットをしっかりがんばんないとだね。😆
新入りニャンコの、むうの子猫用のフードをちゃっかり食べちゃうのも我慢我慢!😽
ちょと恥ずかしいけど、これ、僕のレントゲン写真だよ。😅
ウンチがたくさん出た後に撮ったから、わかりやすくて綺麗に取れてるでしょ?
ウンチを出すためにフードを食べたから、膨らんだ胃と肝臓が重なっちゃってるけどね。😅
レントゲンの写真を見ると、いっつも『ダイエット頑張らなくちゃ💦😅』って思うよね。😆
だって、内臓脂肪がすごいでしょ? 肝臓や腎臓が脂肪の海に浮いてるみたいだよね。トホホ😹
腹部のレントゲンでわかるのは、それぞれの内臓の大きさと位置や形の異常があるかどうか。
僕みたいに中性脂肪やコレステロールが高めの子は、腎臓結石や尿路結石、胆石がないかも確認するよ。😺
他にはリンパ節とか腸や骨の異常、腹水や炎症や異物があるかどうかだね。
僕みたいに肝臓の酵素が高めの子は、特に3倍以上高めの子は肝臓が炎症を起こしていたり、壊死してる可能性があるんだよ。SAAが高めの子は特にね。😺
だから大きさとか、肝臓の辺縁が丸くなっていないかどうかを確認するんだよ。
あと、ニャンコの場合は(急性)膵炎を起こしていても、ワンコと違ってリパーゼやアミラーゼに変化がなくて、ALT,ALP,TCho,BiL,BUN,Gluなんかが高く出て、Ca,Kが低くなるらしいよ。全部じゃないけどね。😺
もし膵炎が心配なら、猫膵特異的リパーゼっていう検査が有効だよ。
ニャンコの膵炎は9割が慢性膵炎って言われてて、症状がはっきりしない。🙁
なんとなく元気がないくらいで、わかりにくいんだよね。😩
食欲と体重が減ってて、吐いたり下痢したりお腹の上の方を触ると痛がるかも。
こんな症状があったら、わかりやすいんだけどね。😞
実際には、外見上健康そうでも実は膵炎っていうこともあるんだよ。😵
でね、ニャンコはワンコと違って、脂肪分の多い食事を摂っていたり僕みたいに太っていても、膵炎になりやすいわけではないんだよ。😽
まぁ、肥満はやっぱり良くないけどさ。糖尿病になっちゃうかもしれないしね。
ニャンコの膵炎は、特徴的な『三臓器炎』、つまり膵炎、胆管肝炎、炎症性腸疾患の3つがセットで起きるんだよ。
一蓮托生ってことだね。
だから肝臓に異常があったら消化器や膵臓も心配しなくちゃいけないの。
ニャンコの膵炎は若い子もなるけど、僕みたいな歳をとったニャンコは慢性の膵炎が多いみたい。
慢性活動性膵炎で、再発や合併症が多いから注意が必要だね。
以上、むうが来てから挙動不審😔⤵︎で、戸棚に隠れてたり😣、先生の顕微鏡カバーにスプレーしちゃったマオでした。😆😝😽
※時々お問い合わせをいただくのですが、診察を伴わない個々のご質問にはお答え致しかねます。申し訳ありません。