現在、私たちの病院では鳥の診察をしていません。
以前は行なっていましたので、時々お問い合わせをいただくのですが、そういう時には鳥を専門的に診察する先生のいらっしゃる動物病院をご紹介しています。
最近では、日曜日に鳥も含めて診察をしている動物病院も増えましたので、お断りをすることは『無責任』ということには当たらないと考えました。
特に看護師がお休みをいただく第2、第3日曜日には、活発に動く小動物の診療はお受けできないことを、皆様にお話ししています。
無責任な獣医療行為はできないという、獣医師の良心とご理解をいただければと思います。
どんなにおとなしいトリさんでも、お断りをさせていただいております。
私たちの病院には、スタッフニャンコのマオくんがいます。
マオくんは、基本的に診察室と手術室以外の病院内を自由に移動していますが、ハムスターやウサギの患者さんがいらっしゃった時には、奥の部屋に入ってもらっています。
マオくんは、皆様ご存知の通り、できたニャンコですから悪さをするということはないと信じていますが、それでも猫ですので、動くものに反応してしまうという猫の本来の習性も理解しています。
ですので、万が一のことがあってはならないという考えのもとに、鳥の診療を止めました。
マオくんは、野鳥に対して反応することがわかっているからです。
どうか皆様、ご理解、ご協力をお願いいたします。